
大きな支持を受けて成立した二期目の白井市政のもとで、私は、市の行財政改革のテーマとして二つの問題を取り上げました。
ひとつは、市の仕事の民間委託が進む中で、それに従事する労働者の賃金のことです。
民間委託にはもちろん経費を安く上げる目的があるのですが、安さだけを追求するあまりその仕事の中身にも差しさわりが出るようなことにならないようにしなくてはなりません。
その仕組みのひとつとして考えられたのが「公契約条例」です。市の仕事を民間委託する場合、その仕事に就く労働者の賃金が一定以下にならないような契約を結ぶようにする条例です。賃金を保障することで仕事の質を維持する狙いです。
もうひとつは総合評価入札制度の導入です。
これは、入札に当たって価格以外だけではなく仕事の質や環境や人権への配慮なども評価して発注業者を決めようという制度です
二番目は、市の職員の人件費、給与制度です。
市はこれまでは、主に職員の数を減らす事で人件費削減をしてきました。そしてその穴埋めに嘱託や臨時の職員を雇ってきたのです。嘱託や臨時職員の給料は正規職員の1/3から1/2。
両方をならして総人件費を抑えるというわけです。ところがそこには、同じ仕事をしながら給料がうんと違うという矛盾が出てきます。他方で正規職員の間では、どんな仕事をしていてもほとんど同じ給料、という、民間では信じられないような制度がそのままになっています。
職員の給料を、同種の仕事の民間給与に倣って仕事の種類ごとに異なるようにすれば、仕事の種類によっては給料を下げる事ができます。そうすれば、雇い方による差別無く、同じ仕事には同じ給料を払って、しかも全体の人件費を抑えることができるでしょう。
そして、このような私の意見に関係する問題が次々と現れました。
弥生が丘斎場の問題
市立斎場の委託業者が指名停止処分を受けてはずれる。すると評判のよかった従業員も一緒にいなくなってしまう。
住民票データ入力業務における偽装請負問題、ストライキ。
学校給食の民間委託計画。全小学校の給食調理を民間委託
保育所の民間移管計画。最終的には市立を9園まで減らす。
卸売市場のごみ処理の入札での不正
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